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製品一覧

JFEスチールの高品質な電磁鋼板を一貫した仕入れから加工・在庫管理でお客様には素早い納期に対応しております。また委託加工分野においてもご要望の納期と確かな技術力により多種多様な鋼板に対応しております。

電磁鋼板

鋼板にケイ素(シリコン)を加えることにより、磁気特性、電導性に優れた鋼板です。
電磁鋼板は一般的にその用途により無方向性電磁鋼板と方向性電磁鋼板の2種類に分かれます。

無方向性電磁鋼板は全ての方向に均一に磁気特性を有した物であり用途としては、動力用モーター、空調用モーター、汎用モーター、最近ではハイブリッド車用のモーターなど主にモーター用の鉄心(コア)に使用されています。

方向性電磁鋼板は一定方向のみに磁気特性を有した鋼板であり用途としては変圧器(トランス)、蛍光灯や道路照明の安定器、マグネットスイッチなど主に電圧をコントロールする物に使用されています。

電磁鋼板の特性としてケイ素の含有量が多いほど性能(鉄損値)が良くなりますがケイ素の含有量が多くなると鋼板が割れやすくなるなど不具合が起きやすくなります。よって、その調合法や生産法式などはメーカーのトップシークレット扱いになっています。

電磁鋼板と聞くと何か電気を帯びた特殊な鋼板と思われがちですが、その用途を知れば我々の生活に深く密着した鋼板であることが分かります。電磁鋼板無くして今の現代社会は成り立たないでしょう。

ステンレス鋼板 委託加工スリット

鉄にクロム(Cr)、もしくはクロムとニッケル(Ni)を10%以上添加した鋼材をステンレス鋼と呼びます。
ステンレスの最大の特徴は、一般の鉄は時間の経過によって酸化して錆が発生してしまいますが、ステンレスは錆が発生しにくい(耐食性がよい)ことです。鉄にクロムなどを添加することにより表面に厚み100万分の3mm程度の酸化被膜(不動態被膜)が形成され、その被膜がステンレス鋼を覆い外的要因から錆びにくくさせています。ここで注意が必要なことはステンレスは決して錆びないのではなく正確には錆びにくいということです。

またその他の特徴として加工性、高温特性に優れ、リサイクル率も極めて高いのが特徴です。

ステンレスの用途としては上記の特性を踏まえ、建築土木では屋根材や構造材、家電製品では洗濯機や冷蔵庫、厨房ではスプーンやナイフ、自動車関連ではマフラーやディスクブレーキ、産業機械では化学プラントや原子力発電など特殊な用途から一般生活レベルの物まで多種多様に広く使用されています。

カラー鋼板 委託加工スリット

めっき鋼板の表面に塗料を塗装し耐食性や耐久性そして美観的意匠性を追求した鋼板をカラー鋼板といいます。
カラー鋼板の原板に使用されるめっき鋼板は3種類の規格が存在します。

  1. 溶融亜鉛めっき鋼板を原板としたもの。標準品で一番流通量が多い。
  2. 溶融亜鉛5%アルミニウム合金めっき鋼板(ガルタイトやガルファン)を原板としたもの。流通量は少量です。
  3. 溶融55%アルミニウム亜鉛めっき鋼板(ガルバリウム)を原板としたもの。近年ではこの原板が主力になりつつあります。

その他各メーカー独自開発の特殊な原板を用いたカラー鋼板も存在しますが、いずれも耐食性や耐久性を更に向上させたものであり、その内容はメーカーの秘密裏となっています。

カラー鋼板の用途

建材向け・・・住宅や工場、倉庫などの屋根材、サイディング材、パネル材
家電向け・・・冷蔵庫や洗濯機などのいわゆる白物家電材。AV通信機器の外装材
その他 ・・・道路の防音壁の材料、工場配管の保温材、ホワイトボード、事務機器

上記のようにカラー鋼板とは大きな建物用材料から我々の身の回りの様々な小さな製品にまで使用されています。

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